昇進昇格試験向けの事前設定
learningBOXを活用して昇進昇格試験を実施する場合に、事前に押さえておくべき設定についてご紹介します。
※ご利用には、有料オプションの「カスタマイズ」のご契約が必要です。
昇進昇格試験では、learningBOXの「研修機能」を利用します。
この「研修」を受験者に展開することで、選考の流れを構築できます。
選考に関わるコンテンツの作成
大まかな流れとしては、まず選考書類と試験問題が一緒に入ったコースを作成します。
この際、“書類選考に合格すれば試験に進むことができる”という学習条件を設定しましょう。
このコースを基に、受験者に展開する「研修」を作成します。
選考書類の作成
まずは選考書類として、志望動機・自己PRの課題を作成しましょう。
これらはレポート課題で作成し、採点の流れや受講完了時の通知に関しても設定しておきましょう。
また、採点後すぐに受験者に結果を見せないように、公開に関する設定も行いましょう。
試験問題の作成
一般常識試験と小論文の問題を作成しましょう。
▼一般常識試験
一般常識試験は、「クイズ・テスト」で作成します。
learningBOXでは13種類の豊富な出題形式を選択でき、これらを組み合わせることで多彩な問題を作成可能です。
また、AIを利用したコースや問題の自動生成ができます。
コース自動生成
問題の自動生成
こちらも、採点の流れや受講完了時の通知に関して設定しておきましょう。
また、採点後すぐに受験者に結果を見せないように、公開に関する設定も行いましょう。
▼小論文
小論文は、下記いずれかの方法で作成できます。
クイズ・テストの「レポート・アンケート記述」形式問題
レポート課題
こちらも、採点の流れや受講完了時の通知に関して設定しておきましょう。
また、採点後すぐに受験者に結果を見せないように、公開に関する設定も行いましょう。
不正対策について
試験中の不正対策として、受験者のなりすましや不正行為の対策を実施できます。
具体的には、下記3つの設定ができます。
- 顔認証:試験の実施前にAIによる「顔認証」を設定でき、なりすましによる受験を防止できます
- ブラウザ監視:試験中にフルスクリーンの解除、別タブや別ブラウザに移動したり、マウスポインターが別モニターに移動した場合に警告を表示し、試験を強制終了できます
- 試験中の写真撮影:試験中の受験者の様子を撮影することで、不正行為が行われていないかをチェックできます
「顔認証/試験中の写真撮影」のご利用には、スタンダード以上のプランをご契約いただく必要があります。
※詳しくは、「料金プラン」をご参照ください。
受験者の登録・管理に関する設定
基本設定
TOPページ等、画面遷移に関する設定
サイトデザインに関する設定
実施する昇進昇格試験に合わせて、learningBOXのデザインを設定しましょう。
ロゴやトップページのデザインを変更したり、サイドメニュー等の文言を変更できます。
例えば、受験者が試験の予約を行うページの名称を、「研修を探す」から「試験申し込み」などにカスタマイズ可能です。
基幹システムとの連携に関する設定
シングル・サインオンの設定
基幹システムがどの規格に対応しているかを確認の上、連携してください。
API経由でユーザーや成績に関する情報の連携が可能です。
また、ログアウト後にどのページを表示させるかを設定できます。
サーバーに掛かる負荷の検討
同時刻に一斉に試験を開始する場合、同時アクセス可能数についても考慮する必要があります。