社員研修での利用

learningBOXを活用して、社員研修を実施する場合の流れや設定項目について、ご紹介します。
事前設定~運用開始後~トラブル発生時の各フェーズごとに、各アクターが行う内容をタブに分けてご説明します。
なお、研修は大きく下記2種類に分類されます。

  • 必須研修:部署や職種全体で、業務に直接必要となる知識や能力の向上を図って、必ず実施するもの
  • 公募研修:参加を希望する社員を募って、伸ばしたいスキルや知識に特化した自立型研修を実施するもの
Check!

公募研修では、learningBOXの「研修機能」を利用します。
これにより、社員側から研修を申し込む流れを構築できます。
※研修機能のご利用には、有料オプションの「カスタマイズ」のご契約が必要です。

目次

事前設定

個人情報の設定

社員の登録情報として、どのような項目を利用するかを設定しましょう。
こちらは、初期登録項目と利用開始後の編集項目について、それぞれ設定できます。
最初に社員に登録させる項目の設定
利用開始後、社員が編集できる項目の設定

 

セキュリティに関する設定

パスワードに適用するルールや二要素認証の利用、IPアドレスによるアクセス制限について設定しましょう。
パスワードルールや二要素認証の設定
IPアドレス制限

 

ログインに関する設定

ログインを許可する端末情報や、同時ログインに関する設定ができます。
対応端末設定
同時ログイン設定

 

メールの設定

learningBOXで利用するメールに関して、送信者名とアドレスを設定できます。
※ご利用には、有料オプションの「カスタマイズ」のご契約が必要です。
Fromメール変更申請

 

シングルサインオンの設定

基幹システムとlearningBOXを連携できます。
※ご利用には、有料オプションの「カスタマイズ」のご契約が必要です。
外部システムとの連携

 

サーバーに掛かる負荷の検討

同時刻に一斉に研修を開始する場合、同時アクセス可能数についても考慮する必要があります。
同時アクセス数について

 

公募研修の場合

研修機能の有効化
まず初めに、研修機能を有効化する必要があります。
研修機能の利用設定

運用開始後

研修の作成

研修は、コンテンツ管理で作成を行います。
まずは各研修ごとにコースを作成し、その中に研修の中身となる教材を作成しましょう。
コース/フォルダ
各種教材
クイズ・テスト

“全ての教材の学習が完了すれば、クイズ・テストを受験できる”といった学習条件を設定しましょう。
研修コース内で、「クリア条件」を上で作成した各種教材とクイズ・テストの間に設置します。
学習条件

AIによる自動生成

AIを利用した研修コースや問題の自動生成ができます。
コース自動生成
問題の自動生成

AIレポート分析

予め登録した模範解答を基に、受験者のレポートをAIが分析・フィードバックを行う、「AIレポート分析」を利用できます。これにより、時間のかかる採点作業工数を削減できます。
AIレポート分析

社員のモチベーションアップにつながる仕掛け

受講を完了したり試験に合格した際に、バッジを付与したり認定証を発行するといった演出が可能です。
これにより、社員の学習意欲を高めることが期待できます。
バッジ
認定証

不正対策について

試験中の不正対策として、受験者のなりすましや不正行為の対策を実施できます。
具体的には、下記3つの設定ができます。

  • 顔認証:試験の実施前にAIによる「顔認証」を設定でき、なりすましによる受験を防止できます
  • ブラウザ監視:試験中にフルスクリーンの解除、別タブや別ブラウザに移動したり、マウスポインターが別モニターに移動した場合に警告を表示し、試験を強制終了できます
  • 試験中の写真撮影:試験中の受験者の様子を撮影することで、不正行為が行われていないかをチェックできます

不正対策

注意点

「顔認証/試験中の写真撮影」のご利用には、スタンダード以上のプランをご契約いただく必要があります。
※詳しくは、「料金プラン」をご参照ください。

研修の割当

作成した研修コースをそれぞれ受講させるグループに割り当てしましょう。
こちらは、コンテンツ管理から割り当てる方法とユーザー管理から割り当てる方法の2通りあります。
コンテンツ管理から割当
ユーザー管理から割当

 

研修の案内

社員に対して、研修の受講に関する案内を送りましょう。
研修の案内

 

学習進捗状況の確認と受講の催促

社員の学習の進捗状況を確認できます。
研修ごとの進捗確認
成績ログの確認

また、受講が完了していない社員に対して、受講を催促するメールを送信できます。
コース/フォルダの進捗に応じてメール送信
成績ステータスに応じてメール送信

 

成績の管理

社員が受講する必要のない研修について、受講免除の設定ができます。
また、管理者側で社員の成績を削除することも可能です。
受講免除の設定
成績の削除

 

ユーザーの管理

社員の入社時や異動時には、グループへの所属を管理しましょう。
新入社員のグループへの所属
異動による社員の所属変更

社員のパスワードを変更する際には、下記2通りの方法で対応しましょう。
社員のパスワードを管理者側で変更する
招待メールを再送信する

社員が管理職へ昇進した際には、管理職グループへの所属変更と合わせて、管理権限の設定を行いましょう。
昇進による管理職グループへの所属変更
管理権限の設定

 

公募研修の場合

研修の作成
まずは、必須研修と同様にコンテンツ管理で研修の中身となるコンテンツを作成します。
その上で、研修機能を利用して公募形式の研修として作り上げましょう。
研修管理

研修の予約/出席の管理
公募形式の研修の場合、受講者の予約や出席の管理を行う必要があります。
また、予約/出席の管理を行う管理者を登録できます。
管理者の登録
予約・出席管理

トラブル発生時の対応

 
研修実施中にトラブルが発生した際に、利用できる機能についてご紹介します。
ログイン中の社員の確認
ログイン/ログアウトの履歴の確認
社員の操作履歴の確認
成績ログの確認

目次