学校・塾での利用

learningBOXを活用して、学校・塾での学習活動を実施する場合の流れや設定項目について、ご紹介します。
事前設定~運用開始後~トラブル発生時の各フェーズごとに、各アクターが行う内容をタブに分けてご説明します。
なお、学習活動は大きく下記2種類に分類されます。

通常授業・補習・定期テスト対策
授業内容に沿った教材配信、定期テスト、宿題の管理など、学校が主体となって生徒に提供する学習活動
個別最適化された学習・生徒の自立学習
生徒一人ひとりの習熟度に応じた学習、苦手克服のための反復学習、自学自習など、生徒の主体性を重視する学習活動

目次

事前設定

learningBOXの運用を開始する前に、必要な設定を行いましょう。

個人情報の設定

生徒の登録情報として、どのような項目を利用するかを設定しましょう。
こちらは、初期登録項目と利用開始後の編集項目について、それぞれ設定できます。
最初に生徒に登録させる項目の設定
利用開始後、生徒が編集できる項目の設定

 

セキュリティに関する設定

パスワードに適用するルールや二要素認証の利用、IPアドレスによるアクセス制限を設定し、セキュアな学習環境を構築しましょう。
パスワード強度の設定
メールでの二要素認証
IPアドレス認証
不審なログイン試行時のアカウントロック

 

ログインに関する設定

ログインを許可する端末情報や、同時ログインに関する設定ができます。スマートフォンやタブレット端末からのアクセスにも対応しているため、生徒は様々なデバイスから学習にアクセスできます。
対応端末設定
同時ログイン設定

 

メールの設定

learningBOXで利用するメールに関して、送信者名とアドレスを設定できます。
※ご利用には、有料オプションの「カスタマイズ」のご契約が必要です。
Fromメール変更申請

 

シングルサインオンの設定

基幹システムとlearningBOXを連携できます。
※ご利用には、有料オプションの「カスタマイズ」のご契約が必要です。
外部システムとの連携

 

サーバーに掛かる負荷の検討

同時刻に一斉にテストや授業を開始するなど、大量の同時アクセスが想定される場合は、、同時アクセス可能数についても考慮する必要があります。
同時アクセス数について

運用開始後

実際にlearningBOXを活用した、学習活動の運用フェーズです。

教材の作成/管理

コンテンツ管理機能で教材を作成します。まずは各教科や単元ごとにコースを作成し、その中に動画、PDF、レポート、クイズ・テストなど、様々な形式の教材をアップロードし、オンライン上で一元管理できます。
コース/フォルダ
各種教材
クイズ・テスト
豊富な出題形式

“全ての教材の学習が完了すれば、クイズ・テストを受験できる”といった学習条件を設定しましょう。
学習コース内で、「クリア条件」を上で作成した各種教材とクイズ・テストの間に設置します。
学習条件

AIによる自動生成

AIを利用した研修コースや問題の自動生成ができます。
コース自動生成
問題の自動生成
ルーブリック評価の自動生成(※スタンダード以上のプランをご契約いただく必要があります)

AIレポート分析

予め登録した模範解答を基に、受験者のレポートをAIが分析・フィードバックを行う、「AIレポート分析」を利用できます。これにより、時間のかかる採点作業工数を削減し、質の高いフィードバックを生徒に提供できます。
AIレポート分析

学習意欲向上につながる仕掛け

受講を完了したり試験に合格した際に、バッジを付与したり認定証を発行するといった演出が可能です。
これにより、生徒の学習意欲を高めることが期待できます。
バッジ
認定証

ダッシュボードに連続学習日数を表示できます。
日々の学習を意識付け、モチベーションを高めます
ダッシュボード

教材の出し分け

教材の合格/不合格によって、教材の出し分けが可能です。
テスト不合格者に対して追試を行う、といった柔軟な対応ができます。
連動型コンテンツ設定


音声入力問題

クイズやテストの設問に対して、学習者が声を直接録音して提出する音声入力問題を作成できます。
提出された音声ファイルは、成績管理で直接再生して内容を確認できます。

音声入力

不正対策について

試験中の不正対策として、受験者のなりすましや不正行為の対策を実施できます。
具体的には、下記3つの設定ができます。

  • 顔認証:試験の実施前にAIによる「顔認証」を設定でき、なりすましによる受験を防止できます
  • ブラウザ監視:試験中にフルスクリーンの解除、別タブや別ブラウザに移動したり、マウスポインターが別モニターに移動した場合に警告を表示し、試験を強制終了できます
  • 試験中の写真撮影:試験中の受験者の様子を撮影することで、不正行為が行われていないかをチェックできます

不正対策

注意点

「顔認証/試験中の写真撮影」のご利用には、スタンダード以上のプランをご契約いただく必要があります。
※詳しくは、「料金プラン」をご参照ください。

教材の割当

作成した教材や学習コースを、それぞれ受講させる学年/クラス/グループに割り当てしましょう。
こちらは、コンテンツ管理から割り当てる方法とユーザー管理から割り当てる方法の2通りあります。
コンテンツ管理から割当
ユーザー管理から割当

 

スケジュールの共有

授業の時間割や面接指導などの予定を、スケジュールとして作成できます。
作成したスケジュールは、ダッシュボード上で生徒と共有が可能です。
スケジュール
ダッシュボード

 

学習の案内

生徒や保護者に対して、学習に関する案内を送りましょう。
learningBOXを活用することで、生徒や保護者へのお知らせ配信をオンラインでスムーズに行えます。
学習に関する案内

 

学習進捗状況の確認と受講の催促

生徒の学習の進捗状況をリアルタイムで確認できます。これにより、学習の遅れがある生徒への早期アプローチや、目標達成に向けたモチベーション維持をサポートします。
学習コースごとの進捗確認
成績ログの確認

また、受講が完了していない生徒に対して、受講を催促するメールを送信できます。
コース/フォルダの進捗に応じてメール送信
成績ステータスに応じてメール送信

成績の管理

生徒が受講する必要のない研修について、受講免除の設定ができます。
また、管理者側で生徒の成績を削除することも可能です。
2022年度からの学習指導要領改訂に伴う「観点別評価」(「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」)をシステム上で実現できます。設問に設定した観点ごとに成績を分析できるため、生徒一人ひとりの得意・苦手分野を詳細に把握し、個別最適化された指導や課題提供に繋げられます。
受講免除の設定
成績の削除

Webテストを細かく分析

WEBテストの設問ごとに「タグ」を設定すると、タグ別に成績を集計します。
点数だけでは分かりづらい、一人ひとりの得意/苦手を分析できます。
また、 2022年度からの学習指導要領改訂に伴う「観点別評価」(「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」)をシステム上で実現できます。
タグ
タグ別評価

生徒の管理

新入生やクラス編成変更時には、グループへの所属を管理しましょう。
新入生のグループへの所属
クラス編成による生徒の所属変更

生徒のパスワードを変更する際には、下記2通りの方法で対応しましょう。
生徒のパスワードを管理者側で変更する
招待メールを再送信する

 

生徒や保護者とのやり取り

生徒や保護者へのお知らせ配布や、各種ルール/案内の共有をオンラインでできます。
PDF
Webページ
動画

また、アンケートによる聞き取りを実施したり、各種証明書の発行申請にも利用できます。
アンケート

保護者による生徒の成績閲覧

生徒の保護者をアカウントとして登録することで、生徒の成績を閲覧できるように設定することが可能です。
成績の閲覧設定

トラブル発生時の対応

学習活動の運用中にトラブルが発生した際に、状況確認や対応に利用できる機能をご紹介します。

ログイン中の生徒を確認したり、ログイン/ログアウトの履歴を確認できます。
ログイン中の生徒の確認
ログイン/ログアウトの履歴の確認

目次